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 フェルメールの代表作「真珠の耳飾りの少女」(オランダ・マウリッツハイス美術館所蔵)の来日が決まりました。8月21日~9月27日、大阪市の大阪中之島美術館で展覧会(朝日新聞社、同館、朝日放送テレビ主催)を開く予定です。

 約120万人が来場した2012年の「マウリッツハイス美術館展」(本社など主催)以来、14年ぶりの来日です。現在は原則「門外不出」とされ、日本での展示は最後となる可能性があります。

 展覧会の詳細は、公式ホームページ(https://vermeer2026.exhibit.jp/)などで2月下旬ごろに発表します。

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「日本への旅、これが最後かも」

 マウリッツハイス美術館は、フェルメールやレンブラントら、17世紀オランダの巨匠のコレクションで知られる。フェルメールの現存する作品は数少ないが、そのうち「真珠の耳飾りの少女」など3点を所蔵している。

 「真珠の耳飾りの少女」は、別名「青いターバンの少女」と呼ばれ、フェルメール独特の柔らかい光の表現が特徴的な名画。今回の来日は、マウリッツハイス美術館の改修工事に伴う臨時休館によるものだ。

 同館のマルティネ・ゴッセリンク館長は「当館には毎年、フェルメールの『真珠の耳飾りの少女』を愛する何千人もの日本人観光客が訪れます。当館にとって、この『少女』の旅は、日本の皆さまに彼女を送り届けられる、おそらくは最後となるであろう特別な機会です」と話す。

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ヨハネス・フェルメール(1632~75)

 美術の黄金時代であった17世紀オランダを代表する画家の一人で、静かな日常生活の情景を精緻(せいち)に描いた作品で評価が高い。一枚の絵の制作に長い時間を費やしたため、完成させた作品は数少なく、現存する作品はわずか三十数点しか知られていない。

 画家になった当初は聖書や古典神話に基づく歴史画を描いていたが、24歳ごろから室内風俗画へと転向した。代表作に「真珠の耳飾りの少女」「デルフトの眺望」(いずれもマウリッツハイス美術館蔵)、「牛乳を注ぐ女」、「手紙を書く女」などがある。

マウリッツハイス美術館

 オランダ・ハーグにあり、主に17世紀のオランダ・フランドル絵画の優れたコレクションで知られる。17世紀半ばに建てられた館の建物は、オランダ古典様式建築の傑作と評される。

写真・図版
マウリッツハイス美術館 © Mauritshuis, The Hague

 基礎となるコレクションは、オラニエ公ウィレム5世の絵画収集品で、1822年、その息子のオランダ初代国王ウィレム1世によって王立美術館として創設された。

 所蔵作品には、3点のフェルメール作品やレンブラントの「ニコラース・テュルプ博士の解剖学講義」をはじめ、ルーベンス、フランス・ハルス、ヤン・ステーンなど著名な画家の傑作がある。

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