【動画】インタビューに応じる自民党の小林鷹之氏=2025年9月22日、井手さゆり撮影

候補に迫る
自民党総裁選に立候補した小林鷹之元経済安全保障相(50)が朝日新聞のインタビューに応じた。
――厳しい戦いが想定されるのに、なぜ立候補したのか。
「この局面を突破するためには、若い世代が前面に出て、自民党を引っ張っていくしかないと思うからだ。崖っぷちのとき、我こそはという人間が出て、正々堂々と国民の前で議論するのが、党の再生に向けた第一歩だと思う」
――「穏健保守」を掲げているが、「保守」とどう区別しているか。
「本来、保守とは穏健なものだ。時代の変化に応じて、これまでの制度を尊重しながら変えていく。また権力は抑制的に行使する。自分の意見と違う意見も尊重し、寛容であるべきだ。最近、ネット空間を含めて、自分と違う意見に対して攻撃的、排他的な傾向(を『保守』とみなす風潮が)が一部にある。それは本来の保守ではない」
――そうした排他的な風潮が広がるなか、自民党の支持層が他党に流れたとされている。支持層を取り戻せるか。
「自民党から離れた人たちが、『過激な人』というわけではないと思う。支持が離れたのは、やるべき政策ができなかったからだ。いくつかの政党が自民党的な政策を訴えるなかで、『だったらもうそっちに行ってみようか』という、既存政党に対する諦めもあったと思う」
「組織としてやるべき処分はやった、あとは結果を出す」
――派閥裏金事件に関わった議員を、要職で起用することへの考えは。
「政治資金収支報告書への不…
