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東京都武蔵野市から保育園留学中の男児=2025年8月19日午前11時20分、東京都青梅市沢井2丁目、竹中美貴撮影
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 子どもを自然豊かな地域の保育園に通わせながら、家族で短期間の地方暮らし体験ができる「保育園留学」が、首都圏の子育て世帯を中心に広がっている。人口減少や少子化に悩む自治体側にもメリットがあるという。

まなviva!(学び場)

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車で約1時間半、近場での移住体験に魅力

 8月中旬、東京都青梅市の三田保育園に、武蔵野市内から一家族が保育園留学に訪れていた。

 「つめたーい! たのしい!」

 在園児と打ち解けた様子でプール遊びをする長男(5)を、両親がほほえみながら見つめていた。

 未就学児2人と両親の4人家族で、同じ武蔵野市内で別居する両親と3世代で訪れた。日中は長男を園に預けながら、近くの民宿を拠点に1週間滞在し、次男(2)を連れて地元の飲食店や観光地に足を運ぶ。

 留学のきっかけは、インスタグラムの広告。「青い空に豊かな緑。見た瞬間これだ!と思いました」と母親(34)=育休中=は話す。自宅から車で約1時間半と通える距離で、自然豊かな環境のもと、移住体験ができることに魅力を感じたという。

 普段の休日は近くの公園など、決まった場所に行くことが多いという。青梅では新しい場所で刺激を受けながら、いつもとは違うゆったりとした時間の流れの中で過ごせている。

 会社員の父親(42)は、「『青梅時間』が流れている。留学をきっかけに青梅の地を知ることができた。再び来たい」とほおを緩める。

75年続く保育園「少子化で子どもが集まらない」

 同園は2023年、都内で初めて保育園留学を開始した。在園児と同じ利用時間で1~2週間ほど通うことができる。これまでに25家族が利用した。

 75年の歴史をもち、自然豊かな環境のもと、命の大切さを学ぶ教育を大切にしてきた同園だが、最近は少子化の影響を受けている。5代目の園長・鈴木慶子さん(49)は、受け入れ開始の背景の一つに、在園児の定員割れへの危機感があった、と話す。

 「先代らが運営をしていた当…

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