
連載78回は「壁を使って動かそう(1)」です。
親戚や仲間内の集まりで「背が縮んだ」自慢をしていませんか。それって、要は関節と関節の間が潰れている状態。また、腕はまっすぐ上がりますか。年齢を重ねると、思い切り手を上げる機会がないものですよね。
今回は、壁を使って縮みがちな体のあちこちを、しなやかに伸ばす体操です。肩こり、腰痛の予防・改善や血流改善にもなりますよ。壁やドアの平面は「定規」の役割を果たし、まっすぐ立てているか確かめることができます。
- 【連載】いっしょに!きくち体操
菊池和子さん(92)は「体の前面・背面・左右同じように力がつくように、脳で感じ取りながら動かすことが大事よ」と話します。
運動全体を通じて、足の指で床をしっかり踏み、おなかを引き、おしりを寄せる意識を持ちましょう。肩や腰を痛めている方は、様子を見ながらちょっとずつ取り組んでみてください。

(1)壁やドアに背面をつけてまっすぐに立ちます。腰は背骨の自然なS字で、手のひら1枚分のすき間が目安。(写真1)

(2)両腕を耳のそばから上…













