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自民党の生稲晃子参院議員=東京・永田町、時津剛撮影

 マンモグラフィー(乳房X線撮影)検査で乳がんが見つかりづらい恐れのある、「高濃度乳房」。乳がんを経験した参議院議員の生稲晃子さんは「自分の体のことだから、本人にきちんと伝えて」と、国会で何度も訴え続けてきた。

 政府は今年、がん検診の際に本人に伝えるよう自治体に周知する方針を明確にした。「私も高濃度乳房だった」という生稲さん。通知を求め続けた理由とその思いを聞いた。

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議員になるまで知らなかった

 ――乳がんの再発を繰り返し、5回の手術を経験したそうですね。

 2011年に乳がんが見つかりました。当初は限られた人にしか伝えず、仕事をしながら治療を続けました。15年に公表して以降は全国で講演し、乳がんの早期発見の大切さを伝えてきました。でも、実は「高濃度乳房」という言葉は、国会議員になるまで知らなかったんです。

 がんが見つかったのは人間ドックでした。マンモでは異常なしで、エコー(超音波)の検査でわかりました。

 いつも自治体の検診でマンモを受けていたけれど、このときは多忙で受けそびれ、たまたま人間ドックでエコーとマンモの両方を受けたんです。

 例年のように検診だけだったら見つからずに進行していたのだろうかと。そのことがずっと引っかかっていました。

 議員になって所属した厚生労働委員会は、専門的な世界からいらした方が多い。そのなかで自分に何ができるのだろうと考えたとき、患者側の立場から調べてみようと思い、主治医に改めて尋ねました。

 乳房に占める乳腺組織の多さで4段階に分かれ、上から二つが「高濃度乳房」にあたること、自分もそれに該当することを知りました。

 ――高濃度乳房の人がマンモグラフィーを撮ると、張り巡らされた乳腺が白っぽく写り込み、がんも白く写るので見つかりづらい。

 日本人女性は高濃度乳房の方が少なくありません。特に40代では7割程度ともいわれています。それなのに自分が当てはまるか知らないままの人が少なくないのです。

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「知る機会が地域で左右されていいのか」

 検診で「異常なし」と言われ…

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