
2030年度にも始まる次期学習指導要領の大枠が、中央教育審議会特別部会の論点整理案で見えてきた。小中高校を通じた教育課程の柔軟化や、情報×探究の充実が注目されるが、多様な子どもたちの学びの包摂も中核の一つに据えられている。現場はどうみるのか――。
「全日制と昼間定時制、通信制(いずれも単位制普通科)の移動や、併修がフレキシブルにできます」
愛知県立御津あおば高校(豊川市)で、9月6日に開かれた中学生の「体験入学」。体育館に集まった約600人の親子に、森田恭弘校長はそう説明した。
同校は、不登校経験者、外国ルーツの生徒ら、多様な生徒に対応する高校として、愛知県が今年度から設けた4校の「フレキシブルハイスクール」の先行実践校だ。
例えば、中学時代に不登校ぎみで、入学時は昼間定時制(4年制)に入っても、自信がつけば高2から全日制に変えたり、全日制の授業を併修して3年間で卒業したりできる。逆に、全日制に入学後、登校が困難になれば、昼間定時制や通信制に移ることもできる。
定時制で日本語学び→全日制の科目も履修→全日制へ?
元々、国際系の学科があった…



