Smiley face
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卒業を控え、授業時間に行われた講話を聞く畑島姫蘭さん=2026年2月5日午後5時0分、佐賀市神野東4丁目、岡田将平撮影

 旅立ちの春がめぐってきた。星空の下、夜の学びやで学んできた高校生も、成長できた自信を胸に卒業を迎える。

 「すげえ」「おー」

 1月22日午後7時過ぎ、佐賀市西与賀町にある市星空学習館の屋上に30人ほどの高校生の姿があった。大型の双眼鏡を一人ひとりのぞきこみ、細く輝く月を観察すると、感嘆の声がもれた。

 同館館長で佐賀天文協会会長の副島勉さん(75)から、冬の大三角や木星の位置を教えてもらいながら、肉眼でも夜空を観察。頭上を見上げ、人工衛星の光も追った。

 原則4年制の佐賀商業高定時制課程の生徒たちの校外学習。あたりは真っ暗だが、生徒たちにとっては、いつもの授業時間だ。

 学習館の大型望遠鏡を見学したり、室内で副島さんから、日本では「ウサギ」とされる月の模様は、世界では「女性の横顔」や「カニ」と言われることを教わったりした。

 「めっちゃきれいに見えた」と笑顔を見せた4年の畑島姫蘭(きら)さん(19)。学習会は畑島さんら生徒たちの提案で実現した。

 畑島さんが生徒会長を務めて…

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