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 年に4~6回、膀胱(ぼうこう)炎を繰り返している。どうすれば予防できるのか――。そんなお悩みが60代女性から、医療相談のコーナー「どうしました」に届きました。原因や治療法など、済生会中和病院泌尿器科の松下千枝部長に聞きました。

 ――膀胱炎とは。

 肛門(こうもん)付近にいる腸内細菌などが尿道から膀胱に入って起こる炎症のことです。女性は男性に比べ尿道が短く、膀胱に細菌が入りやすい。通常は排尿時に細菌も一緒に流し出されますが、排尿の量や回数が少ないと細菌が膀胱内にとどまります。免疫力の低下などが重なって炎症が起きます。

写真・図版
膀胱(ぼうこう)炎が起きるしくみ=松下千枝医師が生成AIで作製

患者の大半は女性 若い世代と閉経前後に多く

 ――なりやすい人は?

 女性が圧倒的に多く、とくに若い世代と閉経前後の女性に多い。性交渉で細菌が膀胱に入りやすいこと、閉経による女性ホルモン(エストロゲン)の減少が原因と考えられています。

 女性ホルモンが減少すると、陰部の粘膜が乾燥し、膣(ちつ)内の自浄作用が弱まります。そうすると、膣内や尿道付近で細菌が増え、膀胱炎になりやすくなります。

 ――どう診断し、治療しますか。

 排尿時に尿道をギューッとしぼられるような痛み、頻尿(日中8回以上)、残尿感、血尿、尿の濁りといった症状と、尿検査で基準を超えた白血球が確認されると膀胱炎と診断します。

 治療の基本は抗菌薬の飲み薬…

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