
厚生労働省は25日、2026年と27年に予定する高額療養費制度の自己負担額上限の引き上げで、医療給付にあてられる保険料と公費を年計2450億円程度減らせるとの試算を明らかにした。保険加入者1人あたりの保険料を軽減する効果は平均で年1400円程度になるという。
高額療養費制度は、医療費の自己負担に月ごとの上限を設け、患者負担が重くなりすぎないようにする仕組み。政府は、制度を将来も守る必要があるとし、26年8月と27年8月の2段階に分け、月の上限を現在より7~38%程度引き上げる方針だ。
厚労省がこの日の審議会に提出した資料によると、これらの見直しで、保険料は年約1640億円、公費は年約800億円、合計で2450億円程度を削減できるという。昨年見送られた案は年約5330億円だった。
保険料を払っている人1人あ…













