
反政府デモが続いたイラン情勢をめぐり、ロイター通信は29日、トランプ米政権が空母などを集結させている中東海域に追加の艦船を派遣したと報じた。トランプ大統領は同日、記者団に「(イラン側と)協議をしており、今後も計画している」としつつ、「非常に大型で強力な艦船が多数イランへ向かっている」とも述べ、軍事行動による圧力を強めている。
同通信によると、米軍が新たに派遣したのは駆逐艦「デルバート・D・ブラック」で、中東海域の駆逐艦は計6隻になったという。
米国はこれまで、イラン当局が反政府デモを弾圧したことを理由にあげ、イランへの軍事攻撃も辞さない姿勢を示してきた。
米ニューヨーク・タイムズは29日、複数の米政府当局者の話として、トランプ氏がここ数日、米軍によるイランの核やミサイル施設への攻撃のほか、イランの最高指導者ハメネイ師の体制を弱体化させることを目的とした武力行使などの案について説明を受け、検討していると報道。武力行使の承認には至っていないというが、中東域内の緊張は高まっている。
EUは外交、経済的圧力を重視
一方、欧州連合(EU)の外…




