
食事から栄養を取ることができないお年寄りや患者に、栄養補助食品を、どうすれば飲みきってもらえるか。医療現場が抱えてきた長年の悩みを解決しようと、三重県四日市市の栄養療法食品メーカー「ニュートリー」が新たな栄養補助飲料を開発した。必要な栄養素に特化しつつ、すっきり飲みやすく、おいしさを意識したものだという。
「病院の管理栄養士をしていた約30年前から、患者さんに栄養補助食品・飲料を続けてもらえないという問題は、現場の悩みでした」
こう話すのは、製品企画を担当した三上日登美さん。管理栄養士時代に、入院患者のベッドの下から、飲めなかった栄養補助飲料が大量に見つかったり、看護師が患者さんから「あなたにあげる」と栄養補助食品をプレゼントされたりするケースもあったという。
栄養補助食品は、食事だけでは不足しがちな栄養素(炭水化物、たんぱく質、ビタミン、ミネラル)を補うものだ。食べる力や意欲が衰えた高齢者や患者のため、医療現場で活用されてきた。
従来の飲料、「飲みきれない」回答が7割
ただし、これまでの製品は5…








