
コメの卸売業者らでつくる公益社団法人・米穀安定供給確保支援機構は4日、コメ価格の見通しなどを取引関係者に聞いた11月分のアンケート結果を発表した。向こう3カ月の価格の見通しを示す指数は、前月の39から32に下がった。随意契約による備蓄米を放出した直後よりも低い水準で、先安感がいっそう強まっている。
アンケートは、生産者や農協などの集荷業者、卸・小売業者、外食業者などを対象に実施。計137件の回答を得た。
指数は50が横ばいで、0に近づくほど価格が低くなるとの見方が強いことをあらわす。50を下回るのは2カ月連続。随契備蓄米を放出した直後の6月の指数は35だった。今回の32は、2021年9月の27に次ぐ低水準となっている。
判断する上で考慮した要因としては「国内の在庫水準」の割合が41%(前月は32%)。農林水産省は今年産のコメの生産量が需要を大きく上回り、来年6月末時点の民間在庫量が適正量を超えると見込んでいる。






