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2026年7月17日、サッカーワールドカップ北中米大会決勝に先立ってニューヨークで開かれたレセプションに出席したトランプ米大統領(左)と国際サッカー連盟(FIFA)のインファンティノ会長。FIFA職員や元職員によると、FIFAはトランプタワーの事務所に十分な人員を配置する計画はなく、ほぼ使われていない状態にあるという=Haiyun Jiang/The New York Times/ニューヨーク・タイムズ

FIFA’s Trump Tower Deal: 7 Years, $4 Million, One Mostly Unused Office

 サッカーワールドカップ(W杯)北中米大会が開幕する約1年前、国際サッカー連盟(FIFA)はニューヨークのトランプタワー17階に設けた新事務所の開所式を華々しく催した。トランプ米大統領の次男エリック・トランプ氏は、一族が経営する「トランプ・オーガニゼーション」がFIFAを受け入れることを「光栄に思う」と語った。

 契約に直接関わった職員2人の証言と、ニューヨーク・タイムズが確認した文書によると、FIFAは7年を超える賃貸契約を結び、契約総額は約400万ドル(約6億3千万円)に上る。しかし、この事務所はほとんど空っぽのままとなっている。

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 これまで報じられてこなかったこの契約内容をめぐっては、明確な必要性がないにもかかわらず、税負担の重い州で、トランプ氏と関係のあるビルに事務所を借りることについて、FIFAの一部幹部から懸念の声が上がっていた。

 この契約は、FIFAとジャンニ・インファンティノ会長が2026年W杯を前に、サッカー界の要人たちから反発を受けながらもトランプ氏との関係強化を図ったことを示す新たな事例である。

 インファンティノ氏はトランプ氏を繰り返し称賛し、トランプ氏をたたえるために特別な平和賞まで創設した。W杯期間中には、米国代表の人気ストライカー、フォラリン・バログンの出場停止処分を、トランプ氏とインファンティノ氏が電話で話した後にFIFAが撤回。不公平かつ政治介入だとの批判を招いた。

インファンティノ氏「嫌がらせだ」

 大会後、インファンティノ氏…

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