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ふるさと納税型クラウドファンディングを活用した学校応援補助金を立ち上げて寄付を呼びかける藤井浩人市長(右)と学校の関係者=2026年4月2日午後2時37分、岐阜県美濃加茂市、松永佳伸撮影

 地域の教育活動や施設の充実を応援しようと、岐阜県美濃加茂市はふるさと納税の仕組みを活用して学校応援補助金を募るクラウドファンディング(CF)を始めた。市内に農場がある岐阜大のほか、中部国際医療学院と正眼短期大がそれぞれプロジェクトを立ち上げて、寄付を呼びかけている。6月29日まで。

 プロジェクトに対し寄付をすると、寄付金控除が受けられるほか、美濃加茂市外の寄付者には市の特産品などが返礼品として贈られる。

 各学校には、寄付額の4割が学校応援補助金として渡る仕組みだ。ふるさと納税は「ふるさとチョイス」のサイトで受け付けている。

 岐阜大応用生物科学部付属の美濃加茂農場では、黒毛和牛の飼育と繁殖の研究を続けている。しかし、放牧地が狭く、雨風をしのぐ場所や餌を与える設備が不十分という。プロジェクトでは放牧地を広げ、屋根付き餌場を整備することで牛がより快適に暮らせる環境を整える。また、その成果を学生の教育、研究に生かし、活動を社会に発信する狙いがある。目標額は725万円だ。

 地域医療を支える看護師を養成する中部国際医療学院は、DXによる教育環境の整備を進めようと、250万円を目標に寄付を募っている。学生に最適化された学習環境を提供したいという。

 学生が減少している正眼短期大は知名度向上のため、看板の設置費用として150万円を目標に寄付を募っている。

 美濃加茂市の藤井浩人市長は「ふるさと納税の制度を活用し、素晴らしい学校の取り組みを全国の人に知ってもらい、ぜひ応援してほしい」と話す。

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