進学実績の急伸で注目される朋優学院高は、文化系の部活動が活発なことでも知られている。
文化系では校内最多、およそ100人もの部員を擁するのが軽音楽部だ。都高校文化祭など数々の大会で入賞歴がある。キャッチーな楽曲で若者に支持されるロックバンド「sumika」のギターボーカル、片岡健太さんも、同校軽音楽部の出身だ。
高校思い出クリック~青春群像記~
高校をシリーズで紹介する企画。今回は朋優学院高の2回目です。
「軽音楽部に入りたくて朋優に」
9月の虹色祭(文化祭)。体育館のステージでは、バンド「生括(せいかつ)アディクション」のギターボーカル山路碧生(あおい)さん(2年)が、つやのある歌声を響かせていた。オリジナル曲「trushted(トラッシュテッド)」で、フロアは沸いた。

バンドをやっていたという祖母のギターを中学3年で手に取り、すぐに夢中になった。周りに音楽をする友人はおらず、家で1人で弾いて楽しんでいたという。それだけに、入部すぐにあった「テスト」は「記憶がなくなるほど緊張した」と振り返る。
「テスト」とは、コーチや先輩の前で、今の実力を発表する場。その結果をもとに、コーチがレベルや音楽性の近い部員同士で「育成バンド」を編成するのが伝統になっている。コーチは卒業生の社会人が中心で、ボーカル、ギター、ベース、ドラム、キーボードを指導するパートコーチが7人、曲作りやバンド全体を指導するアンサンブルコーチが3人いる。
「人と音を合わせるのはめち…















