
第2次世界大戦後にシベリアに抑留された男性と、画家としてその記憶を次世代につなごうとしている孫娘をモデルにした演劇「沈黙を聴く~記憶のしらべ~」が5~7日、香川県善通寺市の四国学院大ノトススタジオで上演される。演劇専攻の同大学の学生らがシベリア抑留について学びながら準備してきており、戦争体験を語り継ぐ意義と難しさを舞台で表現する。
- 祖父のシベリア抑留体験を伝えたい 「2人展」開いた画家の孫の思い
モデルになったのは、香川県さぬき市出身の川田一一(かずいち)さん(2012年に87歳で死去)と、孫の画家千田豊実さん(43)。終戦直後に旧ソ連軍の捕虜となった川田さんは、現在のカザフスタンにあった収容所で約3年、過酷な抑留生活を強いられた。
川田さんは70歳の頃から自らの抑留体験を油絵で描き始め、千田さんも祖父の記憶を受け継ごうと抑留をテーマにした作品を描くように。戦後80年の今年も市内で「2人展」が開かれた。
演劇は、千田さんの知人で四…
















