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旭日小綬章を受章した、浪曲師で人間国宝の京山幸枝若さん=大阪市西区、岩本修弥撮影
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 今春の叙勲で、旭日小綬章に選ばれた浪曲師の京山幸枝若(こうしわか)さん(72)は大阪府吹田市在住。2024年に浪曲師として初めての人間国宝に認定されるなど、浪曲の第一人者として走り続ける。だが、今回の受章に「そうですか、ありがとうございます」とどこか平然とした様子。その裏には、浪曲の普及にいそしむ巨匠ならではの熱い思いがあるという。

 「悪かったら自分の責任、良かったら自分の手柄。自分のやりたいことを、マイペースに追求するところやと思います」

 4月23日午後。音楽や音響などを学ぶ「大阪スクールオブミュージック専門学校」(大阪市西区)の授業で、浪曲の魅力について生徒に聞かれ、幸枝若さんはこう語った。

 この日はまだ浪曲を聴いたことがないという120人の生徒に解説を交えながら浪曲を披露。専攻している音楽と浪曲が似ていることもあって、生徒たちは食い入るように鑑賞していた。

弟子も驚き

 浪曲後の質問コーナーでは、場面ごとの表情の作り方や練習方法などを生徒たちが熱心に幸枝若さんに質問。普段の寄席とはまたひと味違う盛況ぶりに、弟子の幸太さんと幸乃さんも驚いた様子だった。

 授業後、取材に応じた幸枝若…

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