「園田さん、そろそろ」
そんなカンペが出るほどに、ドリブンズ・園田賢は試合後のインタビューでよくしゃべり、Mリーグスタジオ内ではよく走り、よく笑う。
明るく陽気な人柄を周囲に振りまく一方で、Mリーグの控室での空き時間や取材の合間にタブレット型のパソコンを見つめる目つきは、厳しいものだ。
Mリーガー、所属する最高位戦日本プロ麻雀(マージャン)協会の理事、ユーチューバー、システムエンジニア。
いくつもの肩書を抱えて、休みなく生きている。

いくつもの仕事を経験してきた園田を突き動かすのは、責任感だ。
最高位戦の理事では、Mリーグの人気拡大とともに規模が大きくなる団体の変革に注力してきた。
「色んな問題が『みんなで協力して変えていきましょう』という言葉だけで、変わらず残っていて。でも誰かが本気を出して動かないと、結局何も変わらない。やり方が分からない? 僕に言わせれば、動き出さないのは変わる気がないということ」
厳しく、そう言い放つ。
団体の理事としてやってきた仕事は、多岐にわたる。
スポンサー獲得のための営業や、放送対局での副露(フーロ)牌(はい)やテンパイ時の待ち枚数の表示システムの開発、中国本部の設立……。最も大きかったと振り返るのは、2023年の自前のスタジオ立ち上げだ。
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できることは全部やる。園田賢の信条だ。不確かなものではなく、数字と経験に裏打ちされた麻雀を打ち切る。その姿は仕事でも変わらない。自らを妥協なく追い込んで行動し、組織を変えてきた。
「結果的に、これまでの関係…






