
日本将棋連盟は23日、タイトル戦の対局者の妊娠・出産を巡る規定を福間香奈女流六冠(33)の要望を受けて見直した一連の問題に関して、記者向けの説明会を行った。出席した常務理事の糸谷哲郎八段(37)は「(問題が起きたのは)ミスコミュニケーションによるもので、申し訳なく思っております」と謝罪した。
この問題で連盟が取材に直接対応するのは初めて。糸谷八段、常務理事の片上大輔七段(44)らが出席したが、会長の清水市代女流七段(57)は欠席した。説明会は2時間以上に及んだが、「妊娠・出産とタイトル戦が重なった場合は対局者を変更する」ことを定めた規定の制定の経緯などについて報道陣が詳細な説明を求めたのに対し、連盟側の説明は組織内部のコミュニケーションのあり方の改善策などに多くの時間が割かれ、やりとりは平行線をたどった。
タイトル戦の対局者が妊娠・出産する場合の新しい規定は、連盟の諮問を受けて設置された「公式戦番勝負対局規定検討委員会」で審議される。第1回会合は16日に開かれ、産婦人科医や女流棋士、弁護士らが委員として出席した。4月末までに指針案を作るという。














