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写真・図版
純温泉協会の山口貴史代表=2025年12月12日午後4時50分、大阪府吹田市、波多野大介撮影

 豊富な湧出(ゆうしゅつ)量を誇り、泉質の良い温泉が九州・山口に点在する。一般社団法人「純温泉協会」代表で、鹿児島県出水市の湯川内温泉「かじか荘」を運営する山口貴史さん(54)=大阪府吹田市=に魅力を聞いた。

2026ふろ探求 最終回

九州・中国地方には個性豊かな湯があります。2026年は千年に一度の〝おふろ(026)の年〟。各地のふろ文化をたどります。

 ――純温泉協会とは

 自然のままの温泉を守る活動をしています。2019年に立ち上げ、塩素系薬剤や入浴剤を浴槽に入れない、循環・濾過(ろか)に依存しないなどの条件を満たす会員施設をホームページで紹介しています。現在の会員は全国約120施設で、九州・山口に約30施設。純温泉の良さを広く知ってもらうため、講演やテレビなどに出演しています。

 ――「源泉かけ流し」をうたう温泉をよく見かけます

 「源泉かけ流し」や「天然温泉」には基準がなく、自然のままの温泉ではないことに疑問を感じたのが、協会発足のきっかけになりました。衛生面は重要ですが、塩素系薬剤で消毒すると、湯の性質を変え、香りや肌触りも別物になってしまうことがあるからです。

 ――九州で温泉に「目覚めた」そうですね

 大学が福岡で、その後も仕事…

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