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2026年1月14日、奈良県で開かれた関西地方の在日同胞との懇談会で参加者とあいさつを交わす韓国の李在明大統領(中央)=東亜日報提供

 日韓首脳会談のため奈良を訪問した韓国の李在明(イジェミョン)大統領が14日、現地で関西地方の在日同胞らとの懇談会に出席した。李氏は軍事独裁政権時代などに被害を受けた在日韓国人や遺族らに謝罪し、「より尊敬される大韓民国をつくっていく」などと述べた。

 韓国では軍事独裁政権下の1970~80年代、母国に留学中の大勢の在日韓国人の若者らが情報機関に連行され、拷問で自白を強要されて「北朝鮮のスパイ」にされ、長期間投獄された。

 また、済州島では1948年4月3日、米軍占領下にある南朝鮮の単独選挙反対を掲げた青年らが蜂起し、数万人が官憲に虐殺された「済州4・3事件」が起きた。関西には事件を機に島から逃れて来た人も少なくない。

 懇談会には当局によって政治犯とされた人たちや「4・3事件」の遺族らも招かれた。李氏は「不幸な歴史の中で被害を受けて傷ついた当事者と遺族の皆様にもう一度、謝罪と慰労の言葉を申し上げる」と述べた。そのうえで、在日同胞がこれまで民族共同体を守っていくために努力し、母国に積極的に支援の手を差し伸べてくれたとして感謝の意を示した。

 「4・3事件」を機に日本へ渡り、奈良県生駒市に住む詩人の金時鐘(キムシジョン)さん(96)も懇談会に参加した。金さんは「4・3に触れてくれて本当に(心が)ほぐれた。高市(早苗)首相への対応も聡明(そうめい)だと感じた」などと話した。

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