
子どもが不登校になったとき、本人だけでなく、保護者への支えが不可欠――。養護教諭の経験があり、不登校生の親の実態に詳しい沖津奈緒・千葉大助教(学校保健)はそう指摘する。なぜなのか。保護者が抱えがちな悩みや必要な支援策について聞いた。
――子どもの不登校を経験した保護者について研究してきたそうですね。
2016年から6年間、養護教諭として不登校やその傾向のある子どもと関わる中で、保護者、特に母親が苦悩する様子を見聞きしてきました。
近年、学校内の居場所づくりなど、子どもへの支援が充実しつつありますが、保護者への支援は十分とは言えないとも感じていました。まずは実態を理解し、社会に伝える必要があると思い、不登校生の母親について、インタビューやアンケートを通じて調査してきました。

原因を探そうと何度も質問
――子どもが学校を休み始め…















