
鉄道を続けるのか、バスに転換するのか――。
広島県と岡山県を結ぶ赤字ローカル線、JR芸備線の一部区間の将来を話し合う再構築協議会の議論が大詰めだ。鉄道を維持した場合とバスに転換した場合に、地元が負担する金額の試算がこのほど示された。11月下旬にはどちらを選ぶか大まかな方針が示され、来年3月までに方針を決める予定だ。
JR西日本の飯田稔督(としまさ)・広島支社長は29日、定例会見で「(鉄道かバスか)自治体は色々な観点で考えている。私たちもフラットに見ている」と述べた。この発言は、2日前の協議会幹事会で示された試算が念頭にある。
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協議会はこれまで、鉄道を続ける場合と、鉄道をやめてバスを走らせる場合で、様々な工夫をした時にどのぐらいの利用者数が見込めるかを調べた。鉄道は本数を増やし、バスは沿線の高校や病院、道の駅を走らせる実証事業をした。
その結果、鉄道を続ける場合、8.5億円の費用に対して経済効果は4.1億円。バスに転換する場合は、2.1億円の費用に対して経済効果はそれを上回る2.4億円との試算がでた。
自治体負担は鉄道なら5億円、バスなら1.5億円
また、それぞれ毎年どのぐらいの費用がかかり、このうち地元の負担はどのぐらいになりそうかの試算も示された。
鉄道の場合、自治体が線路を…

