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放水の訓練をする姫路大学女性消防隊のメンバー=2025年10月16日午後1時33分、兵庫県姫路市大塩町、東孝司撮影

 横浜市で28日に開かれる「第26回全国女性消防操法大会」(消防庁、日本消防協会主催)に、姫路大学教育学部(姫路市大塩町)の女子学生有志のチームが兵庫県代表として出場する。大会出場は現役の女性消防団員に限定されたものではないが、姫路市消防局によると、大学生だけのチームが参加するのは極めて珍しいという。

 県代表の「姫路大学女性消防隊」は4年生2人と2年生5人の計7人。市消防局の隊員らの指導を受けながら、今春から講義の合間に週1回のペースで訓練を積んできた。

 訓練は「敬礼、整列」にはじまり、今ではポンプを操作し、放水ができるようになった。

 県代表は予選形式ではなく県内9地区の回り持ちで決めていて、今回は中播磨地区が担当。そこで姫路市は、昨年の学園祭で「消防団員募集」のブースを出展した縁で、姫路大学に声をかけた。地域連携を深める狙いもあった。

 大学側も「消防活動の基本を学ぶことで、学生が将来教員として防災教育を担う際に役立つ」と快く応じ、メンバーを学内で募ってチームを結成した。

 大会では、ポンプやホースなどの消防用器具の取り扱いや操作技術を競う。現役の女性消防団員が出場する都道府県もあるが、市の担当者は「スピードとひたむきな頑張りで、何とか好成績を収めてほしい」と期待を寄せる。

 16日にチームの激励会が大学内であり、メンバーが操法のデモンストレーションをした。隊長で4年生の石川彌尋(やひろ)さん(22)は「ふだんの大学生活では絶対に経験できないことをしていると思う。一番若いチームなので、そこを武器に頑張っていきたい」と話した。

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