My吹部seasons

徳島市のシンボルである眉山(びざん)。その麓(ふもと)にある徳島県立城南高校は151年続く伝統校だ。梅雨の雨をまとった鮮やかな緑の木々に、吹奏楽部が練習する音が響く。今年、その音には力強さが増していた。
3月に広島で開催された全日本アンサンブルコンテスト(3~8人で出場する大会)に、城南の木管三重奏チームが出場したのだ。
同部出身で顧問の和泉康洋によると、実に31年ぶりの快挙だったという。
「部員たちのモチベーションが一気に高まりましたね。全日本吹奏楽コンクール出場も『私たちにも実現できるかもしれない』と思えるようになりました。大きな変化です」

これまでもコンクールの全国大会出場は目標にしていた。だが、県内の高校では過去1回、徳島商業が出場したのみ。四国4県の中では圧倒的に少ない。どこかで「自分たちには無理ではないか」と可能性にふたをしていた。
それが、全日本アンサンブルコン出場によって、「自分たちにもやれる」という自信が部員たちに芽生えた。
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「不利な点が多い」徳島の現状に変化を
実は、31年前に城南が全日本アンサンブルコンテストに出場したとき、和泉は高1だった。そして、そのときのことをよく覚えているという。
「今年と同じで、打楽器チー…















