
奈良県御所市の出屋敷北十三(でやしききたじゅうそ)遺跡で、四角い溝で囲まれた「方形周溝墓(しゅうこうぼ)」と竪穴建物跡が複数みつかった。県立橿原考古学研究所(橿考研)が3日、発表した。周辺の遺跡も含めて計135基の方形周溝墓が確認されたことになり、県内最大級の弥生時代の方形周溝墓群だったことが明らかになった。
現場は奈良盆地の南西隅にあたる。京奈和自動車道御所インターチェンジ(IC)近くの工業団地整備事業に伴い、橿考研が2021年度から発掘調査を続けてきた。
5年目にあたる今年度は、5月末から約1万4500平方メートルを調査。調査区の東側を南北に流れていたとみられる川跡(幅約6メートル、深さ約1メートル)がみつかった。川は土器の年代などから弥生時代前期から存在し、古墳時代前期に埋没したとみられる。
墓の近くに居住域
川跡の西側では弥生時代中期…













