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劇団四季のミュージカル「ゴースト&レディ」の演出を手がけたスコット・シュワルツ=2025年12月5日、大阪市北区、富岡万葉撮影
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 近代看護の礎を築いたフローレンス・ナイチンゲールと、芝居好きなゴーストの絆を描いた劇団四季のミュージカル「ゴースト&レディ」の大阪公演が開幕した。東京での初演から約1年半。演出家スコット・シュワルツは「作品が成長し続けている」と手応えを語る。

 原作は「からくりサーカス」などで知られる藤田和日郎(かずひろ)の漫画「黒博物館 ゴーストアンドレディ」(講談社)。19世紀の英国で、看護の道を家族に反対された令嬢フローは、裏切られて死んだ元決闘代理人でゴーストのグレイと死の契約を交わし、クリミア戦争の野戦病院へ赴く――。

 史実を織り交ぜた物語は、壮大なロマンス劇を核に冒険や闘い、魔法で彩られる。「原作を初めて読んだとき、まるで私に歌いかけてくるようだった。『音楽』がなければ、これほどの情熱やドラマは伝えきれない」。あふれる感情を歌うミュージカルと同じように、原作に「歌」を感じたとシュワルツは語る。

 その味わいを、いかに捉える…

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