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学校での勉強の進捗や目標を整理するため、男子生徒の担任が作ってくれたシート。ある日の備考欄には「自分に期待しすぎず、がんばる」と書いた=2025年9月10日午後2時33分、東京都新宿区、狩野浩平撮影

 東京都の高校3年の男子生徒は、週数回、職員室に登校している。課題をもらい、半個室の談話スペースで自習する。「ここは騒がしくないし、拘束されていない感じがする」

 学校は難関の中高一貫校。中学受験の勝者だとして、周囲から称賛と期待が集まった。

 だが、入学直後からつまずいた。コロナ禍による一斉休校で1カ月以上学校に行けず、自習の日々。勉強のリズムを失い、部活動に入るタイミングも逸した。友達はいたが、親友と呼べるような人はおらず、何となく疎外感を感じ続けた。

周囲の期待と現実の自分との差に苦しみ続けた男子生徒。死にたいという思いから逃げ続けた先に、納得できる自分の姿を見つけられたといいます。

 中2の後半からは起立性調節障害の症状にも悩まされた。朝起きるのも、電車に乗るのもつらい。自慢だった学力も、もう自信はない。学校に行っても机で気絶しているかのように過ごし、呼吸も苦しかった。

自分は不登校、苦しかった同世代の「キラキラ」

 学校に理解があり、高校には…

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