
国内外で多くの納入実績がある小型製麺機メーカー「大和製作所」(香川県宇多津町)。創業者の藤井薫さん(77)は製麺機を作るだけでなく、麺文化を広げることに力を注いできた。昨年、長男に経営を譲り、自身の経験を生かした事業承継のコンサルタントを始めた。
――製麺機を作ったきっかけは
讃岐うどんの地元だからやってみては、とコンサルタントに勧められ、1980年にうどんの製麺機「真打」を発売しました。当初は営業に苦労しましたが、その後はラーメンの製麺機「リッチメン」、そばの「坂東太郎」も開発しました。
――製麺機の特徴は
手打ちに負けない麺の食感です。うちの強みは麺をとことん研究していること。私も東京で弟子入りしてそば打ちを学びました。製麺機は大手うどんチェーンのほか、ラーメンを中心に80カ国以上でも使われるようになりました。今では海外での売り上げが国内を上回るまでになり、世界に日本の麺文化を広げています。
――麺専門店を起業する人が学べる学校も作りました
製麺機を買ってくれた店には…








