Smiley face
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巨人からの指名あいさつを終え、記者会見でポーズを取る関蓮太郎=2026年11月4日午後6時33分、川崎市麻生区のホテル、浅野哲司撮影
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 あどけない笑顔をのぞかせ、時折、汗を拭う。「僕はまだ中学生なので、質疑応答はお手柔らかによろしくお願いします」。4日、14歳の初々しい記者会見だった。

 15歳以下(U15)の野球日本代表で4番捕手を務めた関蓮太郎。10月22日のドラフト会議で巨人から育成5位指名を受けた。

 中学生の指名は日本のドラフト史上初。高校野球をやらずにプロの世界に飛び込む、異例のケースとなる。

  • 巨人がドラフト指名した14歳、関蓮太郎が会見 中学卒業後に契約へ

 関は巨人が設立した中学硬式「ジャイアンツU15ジュニアユース」の1期生で、巨人の施設で元プロの指導のもとで成長した。

 進路を考え始めたとき、「最初は甲子園に行くというか、高校野球をやるという選択もあった」と明かす。

 迷いもあったなかで「目標はプロ野球選手、一流選手。そう考えたときに、ジャイアンツに入るのが一番成長できると思った」と決め手を話した。

 高校年代の育成は、巨人にとっても初めての経験となる。

 ジャイアンツU15ジュニアユースの大森剛代表は「ジャイアンツには素晴らしい施設がある。プロの指導者から、技術だけじゃなくて、プロフェッショナルとは何かということも、同年代の選手に先駆けて指導を受けられる」と強みを語る。

 一方で「一番の懸念」と話したのが、同年代の仲間がいないことだ。巨人で関と最も年が近いのは、高卒1年目の選手になる。

 技術や体力面はもちろん、精神面の成長や安定も大切な高校年代。競い合い、ときには愚痴を言い合う同い年の仲間の存在は不可欠だ。

 大森代表は「しっかり高校に通い、同年代の友達と学校生活を3年間送ってもらうというところになる」。野球以外のことも大切にしながら、心身のバランスをとっていくとした。

 サッカーでは高校、Jクラブのユース、地域の街クラブなど高校生世代にも様々なプレー環境がある。多様性の時代にあって、野球も「甲子園」以外の選択肢ができるのは自然な流れだろう。

 未知の挑戦に不安もあるだろうが、甲子園の上位常連校がこぞって「うちに来てほしい」と言った14歳の挑戦を応援したい。

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