
国も後押しするリスキリング。しかし、日本はいまだ「学ばない大人」が多いようです。パーソル総合研究所主席研究員の小林祐児さんは、学びが根付かない背景について、管理職の「罰ゲーム化」や日本型雇用の壁を指摘します。一体、どういうことなのでしょうか。
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「リカレント教育」など学び直しに関する言葉は色々ありますが、リスキリングは、社会人が業務上の技術や専門知識を獲得することを意味します。転職などと結びつけて語られることも多いです。
ブームの火付け役は、2018~20年の世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)です。20年1月の会議では、「30年までに全世界で10億人をリスキリングする」と宣言しました。
背景には、技術革新による産業構造の変化とそれに伴う雇用の変化に対する危機感があります。直後に新型コロナの感染が広がり、デジタルを活用したビジネスモデルの転換、いわゆるDXの潮流は不可逆的になりました。
日本も22年ごろから、岸田文雄政権のもとでリスキリング支援に取り組み始めました。国際的に見ると日本は学ばない大人が多い国なのですが、このブームでさすがに学ぶ人も増えるだろうと思っていました。
ところが、色々なデータをみ…











