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加湿器から出る蒸気に小さな子どもが触れないよう注意が必要だ(イメージ画像)=NITE提供

 家の中で過ごす時間が長くなる冬、小さな子どもが家電製品でやけどをしたり、おもちゃでけがをしたりする事故が他の季節より増える傾向にある。製品評価技術基盤機構(NITE)に分析と対策を聞いた。

 NITEのまとめでは、2020~24年に3歳未満の子どもが被害にあった製品事故情報は計47件。そのうち屋内で起きた事故が38件で、月別でみると1月は8件で最も多かった。12~2月に起きた計13件のうち7件は、家電製品などでやけどを負った事故だった。

 実際に起きた重傷事故は下記の通り。

 ・スチーム式の加湿機能付き空気清浄機を運転中、親が目を離したすきに高温になった蒸気口に触れてしまい、右手にやけどを負った。(1歳男児)

 ・電気ケトルを使用中、子どもが電源コードを引っ張り、お湯がかかってやけどした。(1歳女児)

 ・おもちゃが壊れ、部品として使われていた磁石がはずれ、誤飲した。(2歳女児)

事故を防ぐには

 NITEは、こうした事故を防ぐために次の点に注意するよう呼びかけている。

 ・やけどする恐れがある製品に子どもを近づけない

 電源コードも含めて手が届かない場所に配置する。床に置く場合は柵を設置する。

 ・おもちゃは対象年齢と注意事項を確認する

 子どもの成長段階に合った製品を選ぶ。プレゼントやお下がりのおもちゃについても対象年齢を確認する。使用上の注意に関する表記もしっかり確認した上で安全な環境で遊ばせる。

 ・鋭利な部分、外れやすい部品がないかこまめに点検する

誤飲リスク、トイレットペーパーの芯で判別

 おもちゃが破損して、けがをするような鋭利な箇所ができていないか、外れやすくなっている部品や電池がないか、点検する。また、移動中に転倒し、手に持っていたおもちゃを顔にぶつけてけがをする事故も起きているので気をつける。

 誤飲しやすいものを見分ける簡単な方法としては、3歳の子どもの口の直径(約4センチ)とほぼ同じ大きさである、トイレットペーパーの芯を使う方法がある。この芯を通り抜けてしまうものは、誤飲してしまう恐れがあるので要注意という。

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子供PSCマーク

3歳未満向けの玩具に「子供PSCマーク」

 国は、小さな子ども向けのおもちゃの安全性を確保するため、消費生活用製品安全法などを改正し、昨年12月25日から新たな規制を導入。3歳未満向けの玩具については、「子供PSCマーク」を表示しなければ、原則として販売できなくなった。

 製造・輸入事業者は、国が定めた基準に合わせて作ったうえで、対象年齢・使用上の注意などを製品または容器に記す。これらの要件を満たしたうえで「子供PSCマーク」を表示する。

 ただし、規制開始前に製造・輸入された製品は、このマークがついていなくても販売できる。

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