Smiley face
写真・図版
長濱ねる=慎芝賢撮影
  • 写真・図版
  • 写真・図版
  • 写真・図版
  • 写真・図版

 「自分のためだけに使う時間って、すごくいいなと思うんです」

 忙しい日々の中での小さな憧れ。もっと時間があれば、自炊をしっかりとしたい。共演者たちが夜中に料理したという話を聞くと、心が動くという。

 8日スタートのドラマ「おコメの女」(朝日系、毎週木曜夜9時)で、長濱ねるが演じるのは、国税局に新設された複雑国税事案処理室(通称・ザッコク)に所属する俵優香。仕事はできるが出世に興味はなく、ワーク・ライフ・バランスを重視する人物だ。

 優香の「省エネ」な生き方に共感するという。自身は、人と対立するのが苦手で、意見がぶつかれば相手に合わせてきた。そのほうが円滑に進むと思うからだ。

 ただ、性格的には正反対のタイプという。優香は「ドライで、思ったことやきついことを口にしちゃう」が、普段の自分は「口に出すことは、あんまりないですね」。

 ドラマで、大先輩の高橋克実に、相づちのように「うざっ」と言う場面では、「役とはいえ、さすがにひやひやしました」と話す。

 人に対し、ズバッとものを言う役を演じることに、最初は戸惑いもあったという。それでも、続けていくうちに感じ方が少し変わった。「はっきり言う人って、裏表がなくて信用できるんだなって。まねとまではいかないけど、取り入れてみようかな」

 今回の撮影でうれしかったことがある。主演の松嶋菜々子との共演だ。子どものころから見てきた存在で、「実際に声を聞いた瞬間、過去の作品を思い出して舞い上がってしまいました」。

 劇中で松嶋が握ったおにぎりを、こっそり持ち帰った。「すごくおいしかったんです」。翌日、「おにぎり、硬くなかったですか?」と本人から声をかけられ、ばれていたことを知り、「思わず赤面しました」。

 芸能活動は10年が経った。今年こそは「自分時間」で料理を、と考えている。

Share.