
米アカデミー賞を主催する米映画芸術科学アカデミーのビル・クレイマーCEO(最高経営責任者)が、開催中の東京国際映画祭(11月4日まで)に出席するために来日しました。配信サービスの多様化や人工知能(AI)の急拡大、国際化を踏まえた賞規定の見直しなど、映画界が直面している問題について聞きました。
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――最近、アカデミー賞の受賞作品の特徴に変化がみられますか。
アカデミーそのものが、ますます国際的になっています。15年前頃まで、米国外に住む(映画人で構成され、賞の投票に携わる)会員は全体の6%未満でしたが、今では25%近くになりました。会員の国際化が進むにつれて、国際長編映画賞だけでなく、さまざまな部門で米国外の映画が数多くノミネートされるようになっています。
各部門における米国外の作品の存在感が、はるかに増えました。映画制作の実態を反映していると思います。映画は世界各地で作られています。世界中の人々が、10年前には見られなかったような形でさまざまな国の映画を見るようになりました。
――日本映画はどうですか。
私たちは、日本と何十年にもわたる深い関係を築いてきました。日本の映画関係者は国際長編映画賞や名誉賞など、さまざまな部門で受賞しています。私も素晴らしい日本映画を数多く見てきました。数年前にも「ドライブ・マイ・カー」(2022年に国際長編映画賞を受賞)がありました。
私たちは日本映画と映画制作を愛しています。だからこそ、東京国際映画祭に来ているのです。
映画製作の道具として進化するAI、「将来、賞の規定変更も」
――今年公表した来年の(第…





