Smiley face
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DeNAからドラフト6位で指名され、チームメートに祝福される青森大の蝦名達夫(中央)=2019年10月17日、青森市幸畑の青森大学、河野光汰撮影

 寡黙で派手さはないが、頼りになる。横浜DeNAベイスターズの蝦名達夫(28)とはそんな存在だ。

 今夏、1番打者に定着すると、しぶとい打撃で打線を引っ張った。度重なるケガを乗り越えた裏には、「東北人」の気質があった。

 地元青森に強いこだわりを持つ選手だ。

 甲子園常連の強豪私立が複数ある青森で、あえて「打倒私立」を掲げて青森商へ。大学に進む際も、首都圏の強豪校からの誘いを受けながら、青森大を選んだ。

 青森ねぶた祭では引き手を務め、プロ入り後も祭りの時期にはYouTubeで映像を見て心を高ぶらせている。根っからの青森人、といったところだろうか。

 蝦名の才能を見いだしたのが、当時の北海道・東北地区の担当スカウト、欠端(かけはた)光則さん(62)だった。

 投手出身の欠端さんは岩手・福岡高から1980年秋のドラフト3位でロッテオリオンズに入団。83年のオフにトレードで横浜大洋ホエールズに移ると、94年限りで引退するまで通算57勝を挙げた右腕だった。

 蝦名との出会いは、青森大3年時。第一印象は「走攻守でまとまった外野手」だった。

 肩は一流だったが、まだドラ…

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