キャンパスに立つカリフォルニア大学アーバイン校教授のキャスリーン・ジョンソン=2026年5月18日、市野塊撮影

現場へ! トランプ政権下の気候変動対策(4)

 「研究プロジェクトがNSF(全米科学財団)の優先事項と合致しない」

 2025年4月18日、米西部ロサンゼルス近くのカリフォルニア大学アーバイン校で教授を務めるキャスリーン・ジョンソン(52)は、大学の事務局から転送されてきたメールを受け取った。具体的な理由は記されていなかった。

 嫌な予感はしていた。共和党の上院議員、テッド・クルーズが24年10月に実施したNSFの助成事業の調査で問題視された約3千件のプロジェクトの一つだったからだ。

 このプロジェクトは「気候正…

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