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なんばグランド花月の本公演で5年ぶりに漫才を披露した宮川大助・花子(C)吉本興業
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 「どうも、こんにちはー」

 相方である宮川大助さん(74)に車いすを押してもらい、照明が輝くセンターマイクの前に、花子さん(69)がついた。隣のいすに腰掛けた相方を「(野球選手の)大谷翔平です」と紹介すると、ドッと場内が沸いた。

 4月23日、大阪・難波千日前の「なんばグランド花月(NGK)」での本公演に、夫婦漫才コンビ宮川大助・花子が登場、テンポの良い漫才を披露した。1日2回出番があるNGKの本公演で漫才をするのは、5年ぶり。座ったままでの漫才を、大助さんは「これがホンマの座漫才(THE MANZAI)」と言い、観客を笑わせた。

 車の中で10分ほど打ち合わせをしたというネタは「介護男子」。排泄(はいせつ)処理や服の着替えなど、大助さんが身の回りの手助けを毎日してくれると、花子さんが感謝を伝える。1976年4月9日に結婚した当初、記念日の4月9日は「死ぬまで苦しい」だったのが、今は「喜んで暮らす」に変わったという。

 花子さんは2019年に血液のがん「多発性骨髄腫」になり、現在も抗がん剤治療を続ける。ネタ中には延命治療をしていると明かし、「今年70歳やけど、あと40年しか生きられへん」「大助にかけた多額の生命保険が楽しみ」とボケて、笑いを誘った。

 7分間の夫婦漫才は、あっという間にお開きに。花子さんが「これからも2人で頑張っていきます。ありがとうございました」と笑顔いっぱいに締めると、会場は割れんばかりの拍手に包まれた。2人の漫才を心待ちにしていた観客の中には、手を振る人もいた。

仲間たちも復帰を祝福

 公演後、報道陣の取材に応じ…

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