Smiley face
写真・図版
東村アキコさん=集英社提供

【楽問(がくもん)のススメ】

学校、趣味、学び直し……。「学ぶ」「教える」の現場にいる人たちに取り組みや魅力を聞きます。今回は実写映画化された「かくかくしかじか」の原作者、東村アキコさんです。

 今春、実写映画化された「かくかくしかじか」は、作中で恩師として登場する「日高健三先生」との思い出を通じて、私が漫画家になるまでを描いた作品です。先生の絵画教室には、美大をめざしていた高校3年時に週5日通い、進学後も恩師と教え子の関係が続きました。

 「絵をやる人間にモラトリアム期間なんて必要ない」。トレーニングを継続するアスリートと一緒で、毎日描かないと下手になる。そう教わりました。

 1990年代前半で、スパルタ教育が残る時代でした。私も、先生から厳しい指導を受けましたが、そのおかげで根性がつき、漫画家としてハードスケジュールをこなせるようにもなりました。

 時代が変わり、映像化されるにあたっては、ビシバシとした指導の描写が受け入れてもらえるのかな、と不安に思っていました。

 でも、ふたを開けてみれば…

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