
「撮影5分前」テレビ朝日プロデューサー・小川真紀
専門家の説明を聞くと、林修さんはその場で次の疑問を投げかける。
バラエティー番組「林修の今知りたいでしょ!」(木曜夜7時)の収録で、何度も感じるのがその質問力だ。事前にどこまで勉強してきたのかは、私たちにもあまり見せない。
カメラが止まっても林さんの「授業」は続く。
気になったことがあれば、さらに講師へ尋ねにいく。収録の合間はスタッフとの世間話も多く、特に食には詳しい。
カレーやそばなど、おいしい店をよく知っていて、「本当においしいそばは甘いんだよ」と教えてくれたこともある。
番組で、林さんに難しい話を掘り下げ、要点をまとめる役割を担ってもらう。
そこで専門性に寄りすぎないよう、バカリズムさんが進行の中で台本にないフラットな疑問を挟み、伊沢拓司さんが若い世代の感覚を持ち込む。
ナレーションやイラストだけの「お勉強番組」にはせず、模型を使ってスタジオで解説するなど、専門家の話をかみ砕いて伝える。
今夜は大腸がんがテーマだ。最新研究では、発症に腸内細菌が関わる可能性も見えてきた。
予防や検査はどこまで進んでいるのか。早期発見を妨げてしまう検診のハードルにも迫る。





